自作ジンバル(DIY Gimbal)とは
自作ジンバルとは、ジンバルの部品
(ブラシレスモーター・フレーム・ジンバルコントローラー・バッテリー)
を組み合わせて固定し、自分でPIDの値やフォローなどの設定を行うジンバルです。
まず初めに、スマホ用ジンバルが完全にオワコン化しました。
今では6000円でまともな既製品が購入できます。
ですが今までミラーレスカメラ用ジンバルに関しては自作したほうが安価に入手できるということで、自作する価値がありました。
しかし最近海外通販を見ていると、自作する価値がないんじゃないかと思うくらい値下がりしています。
そこで、今ジンバルを自作する価値についてみていこうと思います。
ジンバルを自作するのに必要な金額と内訳
ジンバル用ブラシレスモーター

モーターです。ブラシレスモーターといわれるタイプで、
回転角度をコントローラー側で正確に決められます。
3個必要なので約5000円です。
コントローラー

こんな感じのコントローラーでジンバルモーターを制御します。
大目に見積もって8000円とします。
ジンバルコントローラーには、ラトビアのBasecamElectronics製Alexmosと、
よくわからない(オープンソース)Storm32というものがあります。
Alexmosは8000円からで、Storm32は2000円からです。
storm32のほうが安価にジンバルを自作できますが、
情報が非常に少ないため、作るのが非常に困難です。
フレーム

こんな感じのアルミ板を加工してフレームを作っていきます。
多めに見積もって4000円としておきます。
バッテリー
電気を供給できればいいので何でもいいです。
リチウムイオン系ではこんな感じのもので十分でしょう。
LiPoや18650がよくつかわれると思います。

配線や、ねじ代を考えると2万円くらいですね。
ジョイスティックなどをつけるとさらに高価になるでしょう。
海外通販サイトの相場

こんな感じで、
海外通販サイトでは2万円くらいからミラーレスカメラが搭載可能なジンバルが入手可能です。
終わりに
はい、こんな感じでどちらも2万円からですね。
もちろん既製品のほうがソフトの作りこみがよく、製品として売るものになるものですので
自作ジンバルのメリットはほぼないといっても過言ではないでしょう。
ちょっと前までは既製品5万円くらいしましたよね。
いつの間にこんなに安くなってしまったんでしょう・・・
あえて言うならメリットはこんな感じです。
- ジンバルの仕組みを少し学べる
- PIDのゲインを自分で設定できる
- ロマン
- これ自作ジンバルなんだぞ!!っていきれる
- ドローン用のものなら自作したほうが安い場合がある
こんなもんでしょうか。
自作する価値がないのは残念ですが、
これから多くのものの自作する価値がなくなってしまうのではないかと思います。
コメント
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