【第1弾】までのあらすじ
前回はインナーロータータイプのブラシレスモーターを使って、
スピンドルを自作しました。
しかし、回転数が速すぎて、トルクも足りなかったため
新たに作ることになりました。
新しくモーターを買ってきた
↓こちらが新しく購入したブラシレスモーターです。

5050という大きさです。
Kv値は700です。
前回のは確か3000Kvくらいあったっけw
随分と高トルク仕様です。
LiPo6sで回転させることを想定して作られています。
アリエクで購入しました。
シャフト系は8㎜と、かなり太いですね。
3Dプリンターでスピンドルのフレームを作った
”組み立て↓”にあるようなプラスチックのフレームを、
3Dプリンターで印刷して作りました。
現在技術箱の3Dプリンターは、
ホットエンドが故障中なので友人に依頼しました。
組み立て

↑のような感じに組み立てます。

こんな感じの長いコレットチャックホルダーを使っています。
チャックよりのところと、モーターよりのところでベアリングを入れてあるので、
横方向の力に強い設計になっています。
しかしスラストベアリングが入っていないのでZ軸方向の力には弱いです。
ここは失敗しました。

↑のような感じに組み立てます。
ブラシレスモーターの回転が逆になってしまう場合は、3本ある線のうち2本を入れ替えます。
結果



MDFは全然余裕で削れるようにはなりました。
切削条件は大体こんな感じです。
・エンドミル φ3
・切削速度 300mm/m
・1回の切り込み深さ 1mm
大体こんな感じです。
適当に切っただけなので。
終わりに
大体回転速度は
電圧(12v)×Kv値(700Kv)=無負荷時の回転数(8400rpm)
です。
アルミの切削にはちょっと回転数が足りてませんね。
本当は24Vの電源で運用する予定だったんですが、今は予算の関係で12VのATX電源を使ってます。
アルミの切削は今後やっていこうと思います。
コメント