ドローンのパイオニア「DJI」とは
DJIとは、中国 広東省深圳にあるドローンメーカー。
個人向けドローンのメーカーでは、世界最大手です。
ドローンを選ぶポイントと、おすすめのモデル
撮れる動画の画質で選ぶ
やはり空撮といえば動画ですよね。
しかし、どのドローンがどれよりも画質がいいか比較するのは難しいですよね。
そこで、カメラの動画性能を、論理的に紹介します。
搭載しているSoCで選ぶ!
↑これです。カメラの動画性能において、最も大切なのはSoCという部品です。
SoCというのは、簡単に説明すると
脳みそみたいなものです。
このSoCという部品の性能が、動画撮影に最も大事といっても過言ではないでしょう。
しかし、もちろんレンズやセンサー、
搭載されているソフトウェアの性能によっても画質は変わります。
おすすめ Phantom4Pro
- AmbarellaH1搭載(多分)
- 4K60Fps記録可能
- 1インチCMOSセンサー搭載
- 重量: 1375 g
- 最大飛行距離:18 km
- 最大飛行時間:30分
- バッテリー:LiPo4s 5870 mAh
- 機体のサイズ:モーター軸間 350 mm
- 価格帯:約200,000円
1インチの大型センサーに、Ambarellaの上位SoCH1チップを搭載しています。
そのため、動画撮影性能はずば抜けていいです。
空撮業務や、映像作品を作りたいという方にお勧めです。
撮れる写真の画質で選ぶ
写真の性能において最も大切なのは、センサーです。
Mavic2Pro

- AllWinnerH3搭載(多分)
- 4K60Fps10Bit記録可能
- 重量:907 g
- 最大飛行距離:18 km
- 最大飛行時間:31分
- バッテリー:LiPo4s
- 機体のサイズ:322×242×84 mm
- 価格帯:194,000円
こちらのドローンには、1インチの大型センサーが搭載されています。
それでいて、とてもコンパクトに収納できる優れものです。
本来DJIのソフトウェアと相性のいいAmbarella製SoCを搭載していないと公式が発表しています。
おそらくAllWinnerのH3が搭載されています。
もしAmbarellaのSocが搭載されていればPhantom4Proと同等の動画性能が得られたと思われますが、
下の動画からわかるように解像感はPhantom4Proに劣ります。
(ただし後加工するなら10Bitで記録できるMavic2Proがおすすめです。)
しかし写真性能では劣らないとの声もあります。
そのため、ドローンで写真を撮りたいという方にお勧めです。
また、多少改造感は落ちるものの10Bitで動画撮影できる点はPhantom4proに勝ります。
あとからDaVinciResolveなどでカラーグレーディングを行う場合はこちらがいいかもしれません。
飛行性能で選ぶ
基本的に、DJIの新しい製品ほど、魅力的な機能や性能です。
Mavic2Pro

- AllWinnerH3搭載(多分)
- 4K60Fps10Bit記録可能
- 重量:907 g
- 最大飛行距離:18 km
- 最大飛行時間:31分
- バッテリー:LiPo4s
- 機体のサイズ:322×242×84 mm
- 価格帯:194,000円
最新の映像伝送システムや、インテルの画像解析技術を搭載しています。
機体もある程度大きいため、やや強い風にも耐えることができます。
携帯性で選ぶ
折りたためるDJIのMavicシリーズがおすすめです。
MavicMini

- AmbarellaH22搭載(多分)
- 2.7K30Fps記録可能
- 重量:907 g
- 最大飛行時間: 18分(日本向け)
- バッテリー:LiPo2s 1100 mAh
- 機体のサイズ: 折りたたんだ状態・140×82×57 mm (L×W×H)
- 価格帯:42,000円
実はAmbarellaH22自体は4K60Fpsの記録が可能なんですよ。
しかし、消費電力が大きくなってしまい飛行時間が減ってしまうため
2.7K30Fpsまで抑えられているんだと思います。
とはいえ200ℊ以下の機体でジンバル搭載ドローンはほかにありません。
あと、200gだと航空法の規制が少し緩くなりますが、飛ばせる場所はあまり変わりません。
SNSで共有する程度であれば、全然問題のない画質だと思います。
約40000円という低価格で購入できるため、本気で空撮して映像作品を作りたい!
っていう方出なければこれがよい選択でしょう。
海外版バッテリーを付けて飛行時間30分の小型ドローンとして使うのもよいでしょう。
技術箱(筆者)が総合的におすすめなのは
MavicAir

- Ambarella H1搭載(多分)
- Sony Imx377搭載(多分)
- 4K30Fpsの動画が撮影可能
- 最大飛行時間:21分
- バッテリー:LiPo3s 2970 mAh
- 機体のサイズ:168×184×64 mm
- 価格:約100,000円
なんと、個人向けでは最上位のPhantom4Proと同じSoCを搭載していると思われます。
そのため、大きさの割にものすごく画質がいいです。
また、MaVicAirでは映像処理以外もH1チップで行っているようです。
ただ、センサーが違うので画質はPhantom4Proに劣ります。
下位モデルのmavicMiniと比較して、
- 機能が豊富
- 画質がいい
- 強い風にも負けない
このような点が挙げられます。
個人で映像作品を作りたいという方は、こちらがおすすめです。
編集後記
今回はSoCなど、一般のブロガーさんならまず書かないことを根拠に
お勧めドローンを紹介してきました。
ドローン購入の参考にしていただければ嬉しいです。
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