ジャンクのGTX1060を自分で修理 【認識しない】

グラボ修理

通電しないGTX1060の修理に挑戦

今回はジャンクの全く認識しないGTX1060を修理します。

マイニングがオワコン間近と噂され、グラボ価格の暴落が起こっている今、このグラボを修理する意味があるのか微妙ですが、当時はかなりの価値がありました。

とはいえ、中古グラボはまだ下がりそうですよね。

確かにマイニング落ちグラボが市場に流れてきたとはいっても、Ethereum ハッシュレートを見ればわかりますが、これはイーサリアムマイニング全盛期の1割に過ぎないですから。ASICが動いてたら別でしょうけどね。

YouTube動画

修理成功までの流れ

電源端子の抵抗値確認

分解前に短絡していないかどうかを確認します。テスターをダイオードレンジに設定して、短絡を確認します。

まずはPCIE-12VとPCIE-3.3Vの抵抗値確認です。

カードを手前にしてPCIE電源端子の一番左が12V、右から4つ目が3.3Vです。

両方とも問題ないです。

12Vも問題ありません。

起動確認

画像はないですが、ファンが回らず認識しませんでした。

分解

分解に使用しているのはアリエクで購入した工具の中では最も買ってよかったもの、電動ドライバーです。
技術箱以外の人が使ってるのは見たことないです。
でもグラボ修理以外の用途にも十分使用出来ますし、価格は当時3000以下でしたのでとてもおすすめです。
前回の動画で修理したGTX1070ではGPUダイとヒートシンクの間はブラケットによってテンションを掛ける構造になっていましたが、今回はネジに取り付けられたバネで圧力を保っています。

5V電源回路の周辺を確認

コンデンサとチップ抵抗を取り付けます。実は修理してからかなり時間がたっているのでこのチップ抵抗とコンデンサがなぜ外れてしまっていたのか覚えていなかったりします。確かTechPowerUPの画像を見ながらはんだ付けしました。
動画には撮っていませんでしたが、修理中のメモによるとPCIE12Vのヒューズを交換していたようです。グラボ修理って必要な部品が毎回異なるので1つ1つ輸入しています。本当は在庫持つと効率的ですが、そこまでの規模ではないんですよ。すると一度に複数のグラボを並行して修理することになるので動画の撮影データの管理や、各グラボをどこまで修理したか覚えてられないので記録するようにしています。

発煙

起動するとPEX_VDDの電源ICが発煙しました。電子部品を焼いたことがある人ならわかると思いますが、部品が焼ける匂いって独特ですよね。グラボ修理をやっていて煙を出したのは2回目だったと思います。

PEX_VDDの電源ICが損傷していると考え、発注をかけました。
3週間後、部品が到着したので取り付けます。

この後電源をいれるとコアから強い発熱が感じられたので、組み立てて元に戻しました。

修理成功

組み立てが出来たので動作確認です、無事正常に認識しています。ベンチマークテストも問題ないようです。

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